法律と語学は勉強の仕方や、勉強の効果の出方が似ています。
両者ともひたすら愚直にコツコツと積み上げていく以外ないと思います。
法律も語学もあるとき急に、暗い森を抜けて視界が開けたような体験をすることがあります。
それは、今まで積み上げてきたことが頭の中で有機的につながったときに起こる気がします。
具体的には、憲法は人権と統治との相関関係が理解できたときなど飛躍的に伸びます。
法律の勉強の途中で解らないといってそこで立ち止まるのではなく、
手探りでも先に進むことが肝心です。
「山に登っているときは自分がどこにいるかもわからないが、頂上から振り返ってみると、
自分が登ってきた道が見える」というようなことを昔、ある予備校の英語教師が言っていました。
法律も同じです。
一つ一つ論点をつぶし、地道に条文を引きましょう。
そうすることによってしか、法律を身に付けることは出来ません。
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